
「大丈夫、大丈夫」
そう思いたいのに、なかなか気持ちがついてこないことってありませんか?
ちょっとしたことで落ち込む。
誰かの一言が気になる。
仕事で失敗すると、いつまでも引きずる。
「もっと頑張らなきゃ」と思うのに、気持ちも体もついてこない。
そして、そんな自分にまた、
「なんでこんなことで落ち込んでるんだろう」
とダメ出しする。
……いや、自分で自分を追い込んでどうする(笑)。
そんなときに読んだのが、伊藤守さんの『きっとうまくいくよ、気持ちをラクにする30の方法』です。
タイトルの、
「きっとうまくいくよ」
という言葉が、なんだか優しくて。
「本当にうまくいくのかな?」と思いつつも、今の自分にはこういう言葉が必要かもしれないと思って読んでみました。
『きっとうまくいくよ』はどんな本?

『きっとうまくいくよ、気持ちをラクにする30の方法』は、毎日の生活の中で感じる不安や悩み、落ち込みなどと、どう付き合っていくかを考えさせてくれる一冊です。
「もっと頑張りましょう」
「前向きに考えましょう」
という感じではなく、
「そんなに力を入れなくても大丈夫だよ」
と、少し肩の力を抜かせてくれるような印象があります。
人生って、いつも順調なわけではありません。
仕事がうまくいかない日もある。
人間関係でモヤモヤすることもある。
自分に自信がなくなることもある。
でも、そんな日があるからといって、人生全部がダメなわけじゃない。
この本を読んで、そんなふうに考えられるようになりました。
「大丈夫」と言われても、素直に信じられない(笑)

正直に言うと、
「きっとうまくいくよ」
と言われても、
「いや、今は全然そう思えないんだけど……」
というときもあります(笑)。
悩んでいる真っ最中に「大丈夫」と言われても、
「何を根拠に?」
と思ってしまうこともある。
でも、よく考えてみると、人生って今までだって何とかしてきたんですよね。
あのときは大変だった。
もう無理だと思った。
どうしたらいいか分からなかった。
それでも、時間が経てば少しずつ状況が変わっていった。
だから、「今すぐ大丈夫と思えなくてもいい」のかもしれません。
「今は分からないけど、きっと何とかなるかも」
くらいでいい。
そう思えるだけでも、気持ちは少しラクになります。
気持ちがラクになるのは、問題がなくなったときじゃない

悩みがあると、
「この問題が解決したら、きっとラクになれる」
と思います。
仕事が落ち着いたら。
人間関係がうまくいったら。
お金の不安がなくなったら。
体調が良くなったら。
もちろん、それもあります。
でも、人生って、問題が一つ解決すると、また次の問題が出てきたりしますよね(笑)。
だから、
「問題がなくなるまで幸せになれない」
では、ちょっと疲れてしまう。
今の状況が完璧じゃなくても、
「今日はおいしいものを食べた」
「天気がよかった」
「ちゃんと眠れた」
「誰かと笑えた」
そんな小さなことで、気持ちを少しラクにしていい。
問題を全部解決しなくても、今日を少し心地よく過ごすことはできる。
そんな考え方が、すごくいいなと思いました。
頑張りすぎている自分に気づく

私は、何かあると、
「もっと頑張らなきゃ」
と思ってしまうことがあります。
仕事がうまくいかないなら、もっと努力。
人間関係がうまくいかないなら、もっと気をつかう。
何か失敗したら、もっと反省。
……これでは、休む暇がありません(笑)。
でも、本当に必要なのは「もっと頑張ること」ではなく、
「いったん休むこと」
なのかもしれません。
疲れていると、普段なら気にならないことまで気になる。
小さな失敗が、ものすごく大きな問題に見える。
だから、まず寝る。
食べる。
お風呂に入る。
好きなことをする。
そして、少し元気になってから考える。
それだけで、見え方が変わることもあります。
人と比べなくても、自分のペースでいい

SNSを見ていると、
「みんな楽しそうだな」
と思うことがあります。
仕事も順調。
旅行にも行っている。
趣味も充実。
素敵な暮らし。
それに比べて私は……。
なんて、勝手に落ち込む(笑)。
でも、よく考えたら、他人の「いいところ」と自分の「普通の日」を比べているんですよね。
そりゃ、負けます(笑)。
人生には、それぞれのペースがある。
早く結果が出る人もいれば、ゆっくり進む人もいる。
途中で休む人もいる。
一度戻って、また進む人もいる。
だから、
「私は私のペースでいい」
と思っていい。
誰かと同じスピードで進まなくても、ちゃんと前に進んでいるんですよね。
「まあ、いっか」が心を救ってくれる

この本を読んで、改めて「まあ、いっか」という言葉って大事だなと思いました。
もちろん、何でも適当にするという意味ではありません。
反省することは反省する。
やるべきことはやる。
でも、終わったことを何度も何度も考え続けない。
「ちょっと失敗したけど、まあ、いっか」
「今日は何もできなかったけど、まあ、いっか」
「思ったようにいかなかったけど、まあ、いっか」
これだけでも、かなり気持ちが軽くなります。
100点じゃなくてもいい。
60点でもいい。
今日は30点だったとしても、
「明日またやればいい」
でいいんですよね。
元気が出ない日があってもいい
「前向きになろう」
「元気を出そう」
と思っても、どうしても無理な日があります。
そんな日は、無理に元気にならなくてもいい。
今日は疲れた。
今日は何もしたくない。
今日は人と話したくない。
そういう日があってもいい。
むしろ、そんな自分を認めてあげることが、気持ちを立て直す第一歩なのかもしれません。
ずっと元気でいる必要なんてない。
落ち込んだら、落ち込む。
休みたかったら、休む。
そして、少し元気になったら、また動き出す。
人生って、その繰り返しなのかもしれません。
『きっとうまくいくよ』を読んで、少し前向きになれた

この本を読んで、一番感じたのは、
「もっと自分に優しくしてもいいんだな」
ということでした。
うまくいかないとき、自分を責めてしまう。
「もっとできるはず」
「なんでこんなこともできないんだろう」
と、自分に厳しくなる。
でも、親しい友達が同じことで悩んでいたら、きっと、
「そんなに自分を責めなくてもいいよ」
と言うと思うんです。
だったら、自分にも同じ言葉をかけてあげてもいい。
「大丈夫」
「よくやってるよ」
「今日は休もう」
「明日また考えればいい」
そんな言葉を、自分自身にかけてあげる。
それだけでも、心は少し元気になる気がします。
まとめ|きっと大丈夫。焦らなくても、なんとかなる

『きっとうまくいくよ、気持ちをラクにする30の方法』を読んで思ったのは、
人生をうまくいかせるために、いつも頑張り続けなくてもいい
ということでした。
落ち込んでもいい。
失敗してもいい。
人と比べてもいい。
たまには弱音を吐いてもいい。
大事なのは、そんな自分を「ダメだ」と決めつけないこと。
今はうまくいかなくても、
「きっと、なんとかなる」
と思っておく。
それだけでも、少し前を向ける気がします。
もちろん、現実には「きっと大丈夫」と思えない日もあります。
そんな日は、
「大丈夫じゃないけど、今日はとりあえず寝よう」
でもいい(笑)。
明日のことは、明日の自分に任せる。
今日できることだけやる。
そして、また少し元気になったら動けばいい。
人生、ずっと絶好調じゃなくていいんですよね。
晴れの日もあれば、雨の日もある。
雨の日は、傘をさして歩けばいい。
ちょっと疲れたら、どこかで休めばいい。
そしてまた歩き出せばいい。
この本を読み終わったあと、なんだか心の中で、
「まあ、大丈夫。きっとなんとかなるよ」
と、自分に言ってあげたくなりました。
明日も完璧じゃなくていい。
今日よりほんの少し笑えたら、それで十分。
きっと、うまくいくよ。
そう思いながら、焦らず自分のペースで進んでいきたいと思います。
