
「なんであの人って、いつもうまくいってるんだろう?」
身近に、そんな人っていませんか?
仕事も順調そう。
人間関係も良さそう。
いつも楽しそうで、なんだか余裕がある。
一方の私はというと、
「これで大丈夫かな?」
と、いちいち悩む。
誰かの一言が気になったり、ちょっとした失敗を引きずったり。
そして、うまくいかないことがあると、
「もっと頑張らなきゃ」
と思ってしまう。
そんなときに手に取ったのが、有川真由美さんの『なぜかうまくいっている女の心のもち方』です。
タイトルを見て、
「なぜかうまくいっている女……私もそっち側になりたい(笑)」
と思ったのが正直なところ。
でも、読んでみると「運がいい人になる方法」というより、物事の受け止め方や、自分との付き合い方を少し変えてみようと思わせてくれる本でした。
『なぜかうまくいっている女の心のもち方』はどんな本?

この本は、仕事や人間関係、恋愛、毎日の暮らしなど、さまざまな場面で「なぜかうまくいっている女性」がどんなふうに物事を考えているのかを教えてくれる一冊です。
「いつも前向きで、何でもポジティブに考えましょう!」
という感じではありません。
むしろ、
「そんなに頑張りすぎなくてもいいんじゃない?」
と、肩の力を抜かせてくれるようなところがあります。
うまくいかないことがあっても、必要以上に落ち込まない。
人と比べすぎない。
自分を責めすぎない。
そして、自分が心地よく過ごせる選択をする。
こういう小さな心の持ち方が、毎日を少しずつ変えていくのかもしれないなと思いました。
うまくいっている人は、何が違うんだろう?

「なぜかうまくいっている人」って、何でも完璧にできる人だと思っていました。
仕事ができる。
コミュニケーション能力が高い。
いつも明るい。
悩みなんてなさそう。
でも、そんな人ばかりではないんですよね。
失敗もするし、落ち込むこともある。
嫌なことだってある。
それでも、必要以上に引きずらない。
「まあ、そういうこともあるよね」
と切り替えられる。
この違いって、能力というより、心の持ち方なのかもしれないと思いました。
「頑張れば何とかなる」を少し手放してみる

私自身、何かうまくいかないと、
「もっと頑張らなきゃ」
と思ってしまうタイプです。
仕事なら、もっと努力する。
人間関係なら、もっと気をつかう。
家のことなら、もっとちゃんとする。
……そして疲れる(笑)。
もちろん、努力することは大切。
でも、頑張ってもどうにもならないことってあります。
相手の気持ち。
他人からの評価。
過ぎてしまったこと。
自分ではコントロールできないこと。
そこまで頑張っても、どうにもならない。
だったら、
「自分にできることをやったら、あとは手放す」
くらいでいいのかもしれません。
全部を自分の力で何とかしようとしなくてもいい。
この考え方は、かなり心に残りました。
他人と比べると、キリがない

SNSを見ていると、ついつい人と比べてしまいます。
楽しそうな旅行。
素敵な暮らし。
仕事での成功。
充実した毎日。
「みんな、ちゃんとしてるなあ……」
なんて思ってしまう。
でも、その人の「いいところ」だけを見て、自分の「うまくいっていないところ」と比べていたら、そりゃ落ち込みますよね。
比べるなら、
昨日の自分くらいでいいんじゃない?
と思えるようになりました。
昨日より少し早く寝た。
今日はちゃんと休めた。
一つ仕事を片づけた。
誰かに優しくできた。
そんな小さなことで十分。
他人の人生を基準にしなくても、自分の人生は自分のペースでいいんですよね。
正直、「そんなにポジティブになれないよ」と思った

ここは少し本音です。
本を読んでいて、
「いやいや、そんなに簡単に気持ちを切り替えられないよ(笑)」
と思うところもありました。
嫌なことがあったら、普通に落ち込みます。
腹が立つこともある。
人に言われたことを何日も引きずることだってある。
だから、急に「何でも前向きに考えよう!」とは思いません。
むしろ、落ち込んでもいい。
腹が立ってもいい。
「あー、今日は最悪だった!」と言ってもいい。
ただ、その感情をいつまでも抱え続けない。
落ち込んだあとに、少しずつ戻ってくればいい。
そのくらいの感覚でいいんじゃないかなと思いました。
うまくいっている人は、自分の機嫌を自分でとっている

読んでいて特にいいなと思ったのが、
「自分をご機嫌にすることも大切」
という考え方です。
誰かに機嫌を取ってもらうのを待つのではなく、自分で自分をちょっと喜ばせる。
おいしいものを食べる。
好きな音楽を聴く。
ゆっくりお風呂に入る。
散歩する。
気になっていた本を読む。
何もしないでゴロゴロする。
これくらいでいい。
「そんなことで?」と思うかもしれないけれど、こういう小さなことが意外と大事なんですよね。
機嫌が悪いまま無理して頑張るより、
自分の心を少し整えてから動いたほうが、結果的にうまくいく。
そんな気がします。
「まあ、いいか」が意外と大事

この本を読んでから、「まあ、いいか」という言葉を少し意識するようになりました。
もちろん、何でも適当にすればいいという意味ではありません。
やるべきことはやる。
反省することは反省する。
でも、
「ちょっと失敗したけど、まあいいか」
「思ったようにいかなかったけど、まあいいか」
「今日は何もできなかったけど、まあいいか」
と、最後に自分を許してあげる。
これだけで、かなりラクになります。
完璧じゃなくてもいい。
毎日100点じゃなくてもいい。
60点の日があってもいい。
むしろ、毎日100点を目指していたら疲れちゃいますよね(笑)。
まとめ|人生がうまくいくかは、心のもち方で少し変わる

『なぜかうまくいっている女の心のもち方』を読んで感じたのは、
人生をうまくいかせるために、何か特別なことをしなくてもいいのかもしれない
ということでした。
人と比べすぎない。
自分を責めすぎない。
できないことは無理をしない。
嫌なことをいつまでも引きずらない。
自分の機嫌は自分でとる。
そして、ときどき、
「まあ、いいか」
と手放す。
こういう小さな心の持ち方が、毎日を少しずつラクにしてくれるのかもしれません。
「なぜかうまくいっている人」って、実は何でも完璧にできる人ではなくて、
うまくいかないことがあっても、自分を必要以上に責めない人
なのかもしれない。
そう思ったら、私も少しだけ「なぜかうまくいっている女」に近づけそうな気がしてきました(笑)。
もちろん、明日嫌なことがあったら、普通に落ち込むと思います。
でも、落ち込んだあとに、
「まあ、いっか。今日はおいしいものでも食べよう」
と切り替えられたら、それで十分。
人生、全部を完璧にしなくてもいい。
自分の心が少しラクになる選択を増やしていく。
それだけでも、毎日は案外うまく回っていくのかもしれません。

